IG Photo Gallery |石田省三郎展「Where Water Meets the City」  


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2025/5/13~31
IG Photo Gallery企画展

楢橋朝子展「Drifting but never sinking 02」

 IG Photo Galleryでは2025年5月13日(火)より、楢橋朝子展「Drifting but never sinking 02」を開催いたします。
 IG Photo Galleryでの楢橋朝子展は、2021年5月以来2度目となり、前回の個展「ただよえど沈まず」に続き、水中から陸地をのぞむ写真シリーズを展示いたします。なお、この展示から同シリーズは、前回英題として使用した「Drifting but never sinking」を本題としています。今回の展示はその第二弾という位置づけです。
 楢橋の作品の系譜としては、「Drifting but never sinking」は写真集としても発表されている「half awake and half asleep in the water」を継ぐものです。「half awake and half asleep in the water」ではフィルムカメラを使用し、「Drifting but never sinking」はデジタルカメラを使っているため、別シリーズとなっています。
 今回展示する作品は2019年以降に撮影されたものから選ばれ、作品には撮影年と地名の頭文字を組み合わせたキャプションが付されています。
「Drifting but never sinking」シリーズの驚きは、「ここではないどこか」が、私たちが見慣れた海や川から見た世界にあることです。
 水の動きに身体を揺らしながら撮影した写真は、私たちに水中での経験を思い起こさせます。たとえばそれは、自分の意思の通りにならない身体と視覚によって、見慣れた陸地が遠い世界に感じられた経験です。その時、私たちは二本足で立ち歩く人間の視点から離れ、別の生きものになっているような気がします。  海や川で泳ぐことには、遊びや鍛錬といった表面的な理由の奥底に、魚やイルカのような人間以外の動物になってみたいという欲求が潜んでいるのかもしれません。
 ふだんとは別の視点で見た人間社会を写した作品をぜひご覧ください。
 なお、5月17日(土)18:00よりギャラリーでトークセッションをライブ配信いたします。そちらもぜひ、ご視聴ください。

タカザワケンジ(写真評論家・IG Photo Galleryディレクター)

** 安心してご覧いただくため、空気清浄機、手指の消毒薬の設置などの感染対策を行います。

■作家プロフィール
楢橋朝子(ならはし・あさこ)
1959年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部美術専攻卒業。大学在学中に「フォトセッション」に参加。1989年より個展活動を開始。自主ギャラリー03FOTOSを立ち上げるなど、国内外で個展、グループ展を多数開催。1998年に日本写真協会新人賞、2004年に写真の会賞、2008年に東川賞国内作家賞を受賞。写真集に『NU・E』(蒼穹舎、1997)、『フニクリフニクラ』(蒼穹舎、2003)、『half awake and half asleep in the water』(Nazraeli Press、2007)、『Ever After』(オシリス、2013)、『ギプス』(オシリス、2018)、『春は曙』(オシリス、2023)ほか。東京在住。

■会期
2025年5月13日(火)~31日(土)
時間:11:00~18:30
休廊:日曜日、月曜日

■トークセッション(無観客)
楢橋朝子×タカザワケンジ(写真評論家・IG Photo Galleryディレクター)
5月17日(土)18:00よりライブ配信予定
You Tubeにて、配信いたします。
チャンネル名:IG Photo Gallery


<同時開催>
楢橋朝子展「1961 There Were Standing There」
5月8日(木)~7月2日(水)
PGI
東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル 3F
https://www.pgi.ac/

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